●新しい教育

4月。長男は小学校に入学し、長女は幼稚園に入園しました。
未就学児4人がわーぎゃー騒いでいた騒乱の春休みが終わり、少しずつ平穏な日々を過ごせるようになってきました。私のいない夕食前後の時間は、相変わらず大変なことになってるようですが(笑)。

長男は地元の公立小学校に入学しました。前回こいく文庫(勉強~)のところにも少し書きましたが、
私は小学校の現状に少なからず問題を感じています。この間、初めて長男の授業参観に参加して、
改めて「うーん…」と感じました。具体的なことには触れませんが、、なーんか気が滞っているというか風通しが悪いというか、“窮屈”。共に学ぶ場として、触れ合う場として、もっともっとイキイキとした場であってほしいと思いました。現場の先生を批判するつもりはありません。現状に責任を負っている大人の一人として、このままではいけないと改めて感じました。

小学校入学に際してはけっこう悩みました。別の選択肢もあったので、今もまだ「これでいいのかな」
という気持ちを捨てきれません。とりあえずの結論で公立小を選びましたが、長男の様子を見ながら
今後も考えていくつもりです。

“別の選択肢”とは、大学付属の私立小や国立小ではありません。“さらに別の選択肢”です(笑)。
学校崩壊が叫ばれる今、多様な選択肢があってしかるべきだと思うのですが、今はまだそうなって
いません。 「理想の教育環境とは?」 答えは一つ、かもしれないしそうでないかもしれない。
いくつか紹介したいと思いますので、世の多数派とは違う価値観に触れてみてください。

数は少ないですが、独自の教育理念を実践している小学校があることをご存じですか?
福岡県内にある二校を紹介します。(<>の部分をクリックしてください。)

まずはご近所から。福岡市南区長丘の【福岡シュタイナー学園】です。
<HP> 長男の幼稚園がシュタイナー系だったので知り合いも何人か通っていますが、アットホームな良い学校だと聞いています。学校公開に行ったこともありますが、確かに雰囲気がよかったです。
<シュタイナー学校一覧> 特にアーティスティックな子には向いているかもしれませんね。
<京田辺シュタイナー学校の動画> シュタイナー学校って?という方にはこちらがオススメです。

次に、北九州市平尾台にある、【北九州子どもの村小学校】。
<西日本新聞の紹介記事> 個人的に最終段落の意見は的外れだと思います。新聞っぽいですね。
<子どもの村HP> イベントに参加してみたいけど、そうしたらうちの子、もう帰ってこなくなるかも…
<きのくに子どもの村学園> という学校が最初にできて、その5校目の系列校が北九州です。
<きのくに紹介動画> これを見て「こんな小学校に通いたかった!」と思うのは私だけでないはず。

それから、場合によっては【ホームスクーリング】という選択肢もあるのかな、と。
“両親が勉強を教える”ホームスクーリングではなく、“整った環境の中で遊びを追及させる”ホームスクーリングです。「何それ?そんなことしてたら…」と思いますか?ちょっとこちらを見てみてください。
<はるや日記→カテゴリー“ホームスクーリング”>
どうですか?素敵だと思いませんか?私は思います。このブログ、もうだいぶ前から欠かさず読んでるんですが、完全にこの子たちのファンになってます(笑)。いや~素晴らしいな~と、いつもため息を
ついてしまいます。きっとご両親の生き方が素晴らしいからでしょうね。

最後に、もう一つ私が大好きなブログを。“日本辺境論”を始め名著が多数、思想家の内田樹先生のブログです。少し前に、下記のようなタイトルの文章がアップされました。色々と考えさせられます。
<学校教育の終わり(内田樹の研究室)>