●タイ旅行記(後編)

明日で夏期講習が終了します。今回も楽しませてもらいました。 昨年も感じましたが、夏期講習は
普段よりも 「おっ、この子ちょっと一皮むけたな~!」 と感じる瞬間が多い気がします。普段にはない夏の日々の刺激が、子ども達を成長させるんでしょうね。

気分はすでに新学期モードなのですが、夏の家族旅行について記録しておきます。
旅行先に選んだのはタイの東海岸の島、“パンガン島”。ビーチで馬鹿騒ぎしたい若いバックパッカーが集う島なのですが、実は騒がしいのはメインビーチだけ。我々が旅した北西部の方は、①海は綺麗だし、②落ち着いた雰囲気で、③物価も安く、④人も多すぎず、とにかくすごく過ごしやすかったです。ビーチが遠浅で小さい子も安心ということもあって、家族連れも沢山いました。ただし日本人は皆無。情報が少ないからでしょう。穴場です。我々はバンコクから18時間(笑)かけましたが、空港のあるサムイ島から船で30分程度の距離です。以前サムイ島も旅したことがありますが、上記①~④、全てパンガン島が上だと感じました。バンガローやレストランが多く賑やかなヤオビーチ(写真左)、人が少なくて魚が波打ち際までやってくるメーハードビーチ(右)、どちらも違った味わいがあって良かったです。

新しいビーチに着いたらまずは宿探し。いくつか見て回って気にいったところに決めます。ダブルベット・ファン・トイレ&シャワー、以上、という感じの素朴なバンガローは1泊1500円くらい。もちろん人数は関係なし。1人でも5人でも同じ料金です(実証済み 笑。ダブルベットに5人!)。5000円も出せば、エアコンやテレビがついた立派な部屋に泊まれます。(常時1500円クラスの我々の基準での“立派”ですが…) 宿はいくつもあるので、予約なしでも全然大丈夫。外国は日本以上に宿の当たり外れが激しいので、実際に自分の目で見て決めるのが一番です。また、状況次第では予約より安く泊まれます。今回も一度、「三泊するからまけて」で安くなりました。タイは値段の交渉が楽なのもいいところ。大幅にぼってくる人はほとんどいないし、まかるときはあっさりまかる。なのでちょっと言ってみてダメだったらこっちも「これが適正価格なんだな」とすぐに思えるので疲れません。(疲れる国もあるんですよ~。近場でいうとベトナムとか)
荷物を置いたら食事。まず宿のレストランから始めて、朝・昼・夕、目ぼしいところを攻めていきます。
5・6軒まわる頃には大体評価が定まり、「朝はここのサンドイッチ」とか「昼はここのタイカレー」とか「シェイクはここが一番」とか決まっていきます。食事どきに「どこいく?やっぱりいつものあそこ?でもあそこのあれも食べたいな~」と相談したり、何度も足を運ぶうちに店員さんと親しくなっていったり、
お気に入りメニューができていったり、そういうのがまた楽しいわけです。夕食は砂浜のレストランで。いい感じの音楽、大人なムード。(それを台無しにするテーブルに乗る1歳児↓) キャンドル・波の音・潮風・ビール。波打ち際を歩いて帰りながら、みんなで見上げる夜空。そこに輝く無数の星。
もちろん海は最高でした。1歳児も予想以上に大喜びで↑はしゃいでました。長男と私はカニとりに
燃えました。午前中が狙い目とわかってからは、早朝に「起きて、カニとり行くよ!」で起こされる日々。砂浜のチビには目もくれず、岩場の大物を狙います。動きの早い海のカニを必死で追いかけるので、毎回必ず傷を作って帰りました。いや~、それにしてもうちの子達の遊びにかける情熱の凄いこと!
頼もしい限りです。記憶には残らないかもしれないけど、この旅が心の財産になったことは間違いないと思います。これも教室生・添削生の保護者の皆様のおかげです。どうもありがとうございました!