●本格ボードゲーム大会

先週の土曜日、初めての『本格ボードゲーム大会』を実施しました。
学び舎こいくの授業では、文章題をしっかり頑張った後、みんなでボードゲームを楽しむのが定番になっています。普通の玩具店に置いてある国産ボードゲームは質も量も貧弱ですが、海外の作品を取り扱う専門店には、大人も子供も楽しめる良質なボードゲームが沢山あります。(例えばこちら)
この中から、“低学年の子でもルールを理解できる” “30分以内に終わる” ゲームを私が厳選して、
随時ラインナップに加えています。(現在50作品ほど所持)

今回の『本格ボードゲーム大会』では、対象を高学年(5・6年)に限定し、上記の条件から外れた“複雑で戦略性の高い” “30~90分かかる” ゲームを楽しみました。参加者は男子4・女子2の6名でした。

まずは写真の『ナイアガラ』(こちら)。何度も滝に落ちそうになりながら、なんとかギリギリのところで踏ん張る展開が続きましたが、後半、突然の激しい急流に、集団でドボーン!一人残ったAくんが大逆転勝利を収めました。

次に『お邪魔者』 (こちら)を二回。さすがに高学年、心理戦を盛り上げる演技が巧みで、いったい誰がお邪魔者なのか、終盤までわからない展開。うまく正体を隠したお邪魔者チームが二連勝でした。この手のゲームは、意外な子が演技上手だったりするから面白い。早々と正体がばれてしまった
“お邪魔者”(ハイ、私です…)に対抗するプレイをすることで、誰もが(味方である私でさえも)“まじめな金鉱掘り”だと信じ切っていたBちゃんが、まさかの“お邪魔者”!見事な
名演…。主演女優賞はあなたです!

最後に『キング・オブ・トーキョー』 (こちら)。見た目と内容から予想できる通り、男の子たちは目を輝かせてました。採用する戦略にそれぞれの個性が表れてるのが面白かったです。攻撃力をアップさせたCくんと防御力をアップさせたDくんがゲームを引っ張る展開になりましたが、最後はCくんの強烈なアタックが成功!Cくんの完全勝利で幕を閉じました。

ということで、各ゲーム1時間ずつの3時間、楽しい時間を過ごしました。
「どうせやるならとことん!」と長めにとったつもりの3時間も、終わってみればあっという間で、子どもたちからも「え!もう?」という声が。時間を忘れて楽しんでくれたようで良かったです。夢中になって
勝利を目指す中で、考える楽しさも味わえたのではないかと思います。