●秋風マルシェ

昨日は“秋風マルシェ”、今回で5回目となる教室(春風荘201号室)での1day marketでした。
基本的にこのイベントのことは妻(母乳育児相談haru)にまかせっきりで、私はチラシ作りと当日の販売の手伝いを少~しやるくらい。それもあって、彼女の「今回は委託でいくつもり」という問題発言(?)を、愚かな私は「ふ~ん、いいんじゃない」とサラッと聞き流してしまっていたのでした。“委託”の意味すら考えず…。後々それが自分に関係してくるとは思いもよらず…。

さて委託とは。私が理解したところ、販売する作品を作家さんから預かり、ディスプレイや販売、商品管理や清算などを行うこと。今までは作家さんごとの販売スペースを設けて、準備・販売・片づけ全てお任せしていたのですが、それをこちら(つまり我々二人)で全て受け持つ、ということだったのでした。
それを知ったのはイベント前日。夕方、総勢12名の作家さんが、この日のために作った沢山の作品を
次々に教室に届けてくれます。狭い部屋に溢れる商品の山。それを他人事のように横目に見ながら、
「商品も揃ったし、そろそろ帰って晩メシ…」と考えていた私に、「さっ、じゃあ飾りつけていこうか!」と
いう声がかかったのでした。「ん?何の話?」愚かな私はようやくそこで委託の全貌を知ったのでした。「これ全部二人でやるの!?大変じゃない!?」「うん、だからがんばろう!」「・・・。」

その後、隙あらば楽をしようとする私(「ここにあるの全部あの箱にごそっと入れとけばお客さんも遠慮なく漁れるんじゃない?」)と、商品を預かる責任感に燃える妻(「いや、これはここに種類別に並べて。商品が全て見えるようにきれいにね。」)との、熱い攻防戦が繰り広げられたのでした。
「でも明日はさ、これにパンとかお菓子も来るよね。二人だけで売るの大変じゃない?」 「うん、だからがんばろう!」 「・・・。でも終わった後はどうすんの?また全部二人で片付けるの?」 「片づけるだけじゃなくて清算もあるよ。だからがんばろう!」 「・・・。」

でもまぁ結論を書くと、大変だけど楽しかったです!ホントに!こういうのって「やらされてる」という気持ちがあると全然楽しめないけど、開き直って「自分がやる」モードに入ると意外と楽しいものです。
当日は天気に恵まれたこともあって、沢山のお客さんに足を運んで頂き、特に午前中はひっきりなしのてんてこまいでしたが、お客さんの助け(?)もあって、何とか販売も二人で回すことができました。
最後の片付けと清算が終わった時は、今までにない達成感がありました。機会があればまたやりたいです。当日、足を運んで頂いた皆様、ご協力頂いた皆様、どうもありがとうございました!