●さて、問題です。

今日は何の日? そう、それそれ。まさか忘れてませんよね? 正解は・・・5・1・9、そう、“こいくの日”
でした♪(昨年のブログ) 皆さん、心の中で「もうそろそろね」とチェックしてくれていたことと思います。
・・・まぁ、私は昨日、お迎えに来たお母さんに「先生、明日こいくの日ですね!」と言って頂いたのに、思いっきり 「はぁ?何それ?」 いう顔をしてしまったのですが…。(Kさん、ありがとうございます!)
反省して(?)来年以降、5/19は“初心に返る日”にします! 教室のオープンは2010年7月1日なのですが、授業を自宅で始めたのは、だいたい二年前のこのくらいの時期なんですよね。気になり調べてみると、5/11に「HPできました」、5/19に「FAX添削始めました」というブログ記事を書いてました。

この二年間、「勇気を出してチャレンジして良かったな~」と、たぶん1000回くらいは思いました。
おかげさまで、今の仕事をとても楽しんでいます。ご存じの通り、学び舎こいくは“どんぐり倶楽部”の教育理論をベースに授業を行っているのですが、実践すればするほど、この教育理論の“異質さ”を感じています。何というか、他の教育法が“普通の農業”だとすると、私がやっているのは“自然農法”
みたいな感覚なんです。考え方のベースが、ちょっと違う気するんです。
情報革命の時代ですから、アニメとか3Dとか、子供たちに“わかりやすく教える”手法は確実に進化しているし、今後も進化は続くと思います。しかし、効率性を最大限にアップさせた“型”に子どもをはめていくそのやり方で、本当にその子は、歪みなく健やかに伸び続けることができるのか? 私は疑問を持っています。勤めていた塾で「ここではこれ以上は自分の理想を追求できない」と感じた一番の理由は、企業である以上は持たざるを得ない「効率を上げていく」という基本姿勢が、幼児期の子どもの教育にそぐわないのではないか、つまり根本の方向自体が違うのではないか、と感じたからです。

歩き続けよう。この道を信じて。

「どれだけ手を加えるか」 よりも 「どれだけ手を加えないか」、
子どもが本来持っている“伸びようとする力”を信じて、余計な手を加えずに、環境を整えてひたすら待つ、こういうやり方の面白みにハマっています。(自然農法についての理解が違ってたらごめんなさい)
先日の“授業の進め方”の記事でも書きましたが、余計な手を加えず、信じて “待つ”ことは時に苦難です。しかし、その苦難を乗り越えた時に咲かせる花、その子だけの“世界に一つだけの花”の美しさといったら!(はい。フレーズはパクリです。笑)
一人ひとりが見せてくれる花が常に違うから、二年間ひたすら
“絵で解く文章問題”でも、全く飽きるということがありません。おそらくこういう世界は、知れば知るほど面白みが増すんでしょうね。ふふ…楽しみです。三年目も楽しませてもらいます!