●Road to Camp

私が“海外放浪旅”にハマったのは大学生の頃。なけなしのバイト代でなるべく長く滞在するために、物価の安い国ばかり行ってました。日本国内にも行きたいところは沢山ありましたが、一泊数百円の世界に慣れ親しむと、国内の宿泊費がすっごく高く感じます。でも行きたいし…ということで、結果、
“寝袋で野宿” というのが定番スタイルに。ヒッチハイクなんていうのもしてました。
ただ、やってみるとよくわかりますが、ヒッチハイクや野宿というのは、心身ともにかなり疲弊します。
危険もありますし、女性にオススメできるものではありません。ということで、彼女(今の妻)と国内を旅する時は、“レンタカー&車中泊” が定番スタイルに。適当なところに駐車して寝袋で寝るのですが、
外に比べると車内の安心感は相当なもの、私としてはこれだけでもかなりの“グレードアップ”でした。
北海道・東北・北陸・関西…色々なところに行きました。結婚してすぐの旅行で、一週間ほど四国に
行ったのですが、一泊だけ旅館で、あとは全て車中泊でした。我々としては普通のことでしたが、よく考えると、“新婚旅行”が“車中泊”というのは少し変わってますね(笑)。

いわゆる“キャンプ”はほとんどやったことがありませんでした。色々と必要そうなものが多いし、そもそもキャンプ場にお金を払うのが理解できないのです。しかし子連れで“野宿”や“車中泊”はさすがに無理。(と書いていて、昨年夏のマレーシアでは“空港泊”と“夜行バス”を既に体験させていることに気づきました…汗) 子どもができてやっと、キャンプの意義がわかりました。守られた場所で、柔らかい芝の上、テントの中で寝るのは、(固い地面の上、寝袋だけで寝るより) 確かに安心で快適でした。
そんな感じだからでしょう、先日のGWキャンプ旅行、他のキャンプサイトを観察すると、うちだけ何か違う…。車は軽だし、BBQグリルもテーブル&チェアーもないし、タープすら張ってない…。(あるものは実は全て借り物。) 原始的というか、良い言い方をすると、一番“自然に近い”スタイルでした(笑)。
でもでも、家族で協力し合って、不便を工夫で乗り切るのがファミリーキャンプの醍醐味なのです!
負け惜しみ?違います!図書館で借りた「キャンプ入門」にそう書いてました(笑)。今後もオリジナルスタイルで突き進みたいと思います♪