●学び舎こいく ノートギャラリーについて

 [学び舎こいく]のFAX添削サービスを受講している子どもたちの答案の画像を公開します。
こんな感じの答案を日々メールでやり取りしています。 (教室生には、こんな感じのことを
添削後に話しています。)どこまでアドバイスするか(しないで本人の気づきや発見を待つか)、
本当に難しいところですが、保護者の方から伺った情報を念頭に、答案から伝わってくる一人
ひとりの子どもの状況を読みとりながら、ケースバイケースで対応しています。

 生徒の学年はあえて明記せず、順番もばらばらにしています。どんぐり倶楽部の『良質の
算数文章問題』を使用している保護者の方に強く訴えたいのが「目安の学年に拘りすぎない
でください!」ということです。問題番号の〈□MX○○〉の、□部分の数字が各学年に対応し
ているのですが、これはあくまでも目安です。0MX=年長問題、1MX=小1問題という解釈
に拘ると色々と問題が生じます。例えば「あなたは3年生だから3MXね。」と伝えて始めると、
全く歯が立たない場合(こういう場合の方がむしろ多いです)、0MXや1MXをやることに心的
抵抗が起きます。「年長問題とか小1問題とかやりたくない!」  そこから始める必要がある
現実を直視させたい場合は有効ですが、無用なコンプレックスを抱かせることにもなりかねま
せんので、子どもに□部分の数字の意味を伝えることには慎重になってほしいと思います。
また保護者の方にも、“本人にあったペースで進められる”どんぐりの良さを活かすためにも、
目安の学年への拘りは捨てていただきたいと思います。
子どもの様子をよーく見つめて、楽しむ心を忘れずに、ゆっくりじっくりいきましょう。

◇2017年1月 追記: 2010年9月から2016年12月まで、月1回のペースで更新してきましたが、
今後は奇数月の更新とします。よろしくお願いします。

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