●お絵かき上手の育て方

今回は(今回も?)親バカ企画です。 うちの子たちの描いた絵を見てください!

左が次男(3才)の作品「うみ」。 右が長女(5才)の作品「盆踊りの思い出」。 かわいいでしょ?

お絵かきが大好きなうちの子たち、外の寒さのせいか最近また描くペースが上がってきて、“作品置場”に絵がどっさり。描いた絵を全てとっておくと膨大な量になるため、“自信作だけを作品置場に置き、そこから両親が選んだ絵だけが壁に飾られる”というシステムを導入しているのですが、どうもほぼ全ての絵が“自信作”になるようで、ちょっと見ないうちにまたどっさり。そして「はやくかざって~!」
面倒くさがっていると長男が「あ、じゃあこの前(夏休み前)の魚の絵みたいにパソコンにのせて!」と言い出したため、今度は「のせてのせて~!」・・・という経緯を辿り今に至ってます(笑)。

下の四点は長男(7才)の作品「動物シリーズ」。(画像はクリックで拡大します)

子ども達の“お絵かき力”を伸ばすために心がけていることは、以下の二点。
・描くまで待つ(無理に描かせようとしない。強制しない)
・描いたら褒める(良いところを見る。指導や助言をしない)

根本の思想は、これは何度もブログで書いてきた“学力”や“思考力”や“遊び力”の高め方と同じ。
・子どものあるがままを肯定する(否定から入らない)

「もっと絵が上手になってほしい」という親心が強制・指導・助言に繋がるのだと思いますが、これは
裏を返せば“その子の現状へのダメだし(否定)”とも言える訳です。このような否定から入る行動は、
(少なくとも幼少期の子どもに対しては)良い結果を生まないと思います。必要なのは、「今は絵に興味がないみたいだけどそれでいい、だってこの子はすごく素敵」という肯定、「客観的な上手下手なんて関係ない、だってこの絵はすごく素敵」という肯定だと思います。

もちろん、これを完璧に遂行することがどれだけ難しいか、それは私も知っています。はっきり言って
まだまだできていません。でも、それを目指そうと努力することが大切だと思っています。そう、我々はもっともっと“親バカ”を目指すべきなのです! (ということで今後も親バカ全開で頑張ります。笑)