●教室のルール

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。冬がやってきましたね。
12/23より始まる冬期講習のご案内をアップしましたので、興味のある方はご覧ください。(こちら)

教室の雰囲気は相変わらずいい感じ♪ 5/17ブログの“理想の教室像”に近づいていると思います。
特に嬉しいのが、『楽しい会話もあるが、いつのまにか全員が問題に没頭している』という状態になっているところ。正直ここは教室を始める前に一番不安なところでした。「子どもたちの自主性を重んじた楽しい雰囲気の教室を作りたい」「そのためには学習を強制するような雰囲気にしたくない」「でもそうするとけじめをつけられない子がでてくるのでは」「やはり厳しさが必要だろうか…」

以前に勤めていた塾では、基本的には楽しく授業をしつつも、声を荒げる場面も結構ありました。
“優しさだけで厳しさが足りない”タイプの先生の授業が、ほぼ確実に成り立たなくなっていくのを沢山見てきましたし、私自身もそういう失敗をしてきたからです。一度崩れた雰囲気を立て直すのは至難
の業。生徒にナメられたら終わり、という恐れが常にあったような気がします。

でも、私の思い描く“理想の教室像”に、“声を荒げる先生”はどうしてもそぐわない。ここは新たなチャレンジをしようと決意しました。自ら学びたくなる教材と集中しやすい環境を用意し、会話を通して信頼関係をつくっていく…。そのようにしてスタートして1年半、何より生徒に恵まれたからだと思いますが、今まで声を荒げたことは一度もありません。ちょっと会話が盛り上がりすぎたときも、「さっ、そろそろ
やろうか!」の一言で、皆が皆、見事にスッと切り替えるので、逆にこちらが驚くほどです。

教室を始める際に散々悩んで決めた 《学び舎こいくの教室のルール》 は以下の通り。
「人の迷惑になることはしない!」 …以上。細々と規則を並べるのではなく、まずこちらが子どもたちを信頼しよう、その上で自分でしっかり考えて行動してもらおう、という想いで決めました。これは正解でした。子どもって「できるよね!」という信頼には、律儀に応えようとしてくれるなぁと改めて感じます。
これからも“信頼”をベースにして、明るく楽しい教室づくりをしていきたいと思います!