●授業準備の幸せ

気づけば夏休みもあとわずか。夏期講習がもう終わるんだーと思うと寂しいです。
昨年まで私が勤めていたような大手の塾では夏期講習と言えば稼ぎ時。朝から晩まで12時間以上、
授業に次ぐ授業で目の回るような忙しさでした。授業は好きだからいいのですが、常にしっかりとした
準備の上で授業に臨みたいと考えていた私にとっては、授業準備の時間がなかなか取れないことが
一番のストレスでした。

それに比べて、今年は午前・午後の2回授業のみ。子どもたち一人ひとりの顔を想い浮かべながら
存分に授業準備ができる幸せを満喫できました。
教材が限られているので、問題を解いたり説明を考えたりすることはあまりないのですが、そのぶん
問題選択に時間をかけました。その子の実力や持久力や性格や課題を考えて、その子にとって今
最も必要で、(易しすぎず難しすぎず)最も考えさせることができる問題…。狙いがピタリとハマって、
その子の脳がフル回転していることが感じとれたときはちょっとした快感です。「…してやったり!」

あえて難易度も単元もバラバラな配置の「どんぐり文章題」ですが、この夏でそれらの整理分類が
かなり細かいところまで出来たので、ますます“問題選択力”に磨きがかかりました。(すいません
そうです自慢です)  教室生もFAX添削生も、9月からは更に鍛えていきますのでご期待ください!

最後になりますが、教材研究のついでに自分で算数文章問題をちょこちょこ作りためていますので、
少しずつ公開していきます。(こちら) このページには今後、答案画像などもアップしていく予定です。
こちらもあわせてご期待ください♪