●50才、山に登ってました

今年で50才になりましたが、趣味が多い方だと思います。読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、サッカー観戦、旅行、キャンプ、焚き火、サウナ、ボードゲーム、算数、ウクレレ、ドラム、宅録、日曜大工など。とはいえ、“健康につながるようなスポーツ系の趣味”がないので、そっち系の何かに挑戦しようと長期入院中に思い立ち、決めたのが“山登り”。

これまでの登山歴は、年に一度あるかな~くらい。天気が良い日に「せっかく近くに山が多いし子ども達の教育のためにも」という気持ちになり、子連れで低山を登るのですが(そしてそれはおおむね楽しいのですが)、やはり体力のなさゆえ、「しんどい…」が先に来て次に繋がらず、という感じでした。

が、今後、ランニングなどの運動を習慣化して体力がつけば、もっと山登りの楽しさがわかってくるのでは。そして「次はあの山に登りたい」という気持ちが芽生えてきたら、日々の運動を続けるモチベーションにもなるのでは。という考えで「とにかくやってみよう」と始めたのですが、今のところ上手くいっている気がします。

今年一年で登った山は、全部で16座。糸島の山が中心ですが、大分のくじゅう連山には魅力的な山が多く、昨年秋も含めて4回通いました。体力的にはまだまだで、「しんどい…」も多いし、“山登りの楽しさ”よりも、“山登り後「こんだけ頑張ったんだから…」と自分に許すごほうび(がっつり外食・まったりサウナなど)の楽しさ”に魅かれてやっているところはありますが(笑)、経験を積むことで少しずつ自分がレベルアップしていく実感が得られるところが気に入っています。もともとインドア派なので、日々の運動習慣が途絶えず継続できているのも、山登りのおかげだと感じます。

特に印象に残っているのは、今年の9月、くじゅうの中岳(九州最高峰)への登頂です。長期入院中に“第一目標”として定めた山でした。スマホで写真を眺めながら、「いつの日か」と入院生活を乗り切り、無事に退院できたと思ったら今度は足を悪くして杖を手放せない生活が1年、ようやく近所の高祖山に初登頂できたのが、昨年4月。
そこから約1年半、少しずつ登る山のレベルを上げていって、ついに目標の山に辿り着きました。山頂からの景色を眺めたとき、ちょっと大げさですが走馬灯のように、これまで(ほぼ)毎日(最初は)歩き(次に)走ってきたランニングコースの風景が思いだされました。精神的に厳しい時もありましたが、それに抗うように歩き、走ってきた日々の道がここに繋がったと感じ、感慨深いものがありました。

次の目標は、日本の北アルプス、その次はネパール、最後はヨーロッパアルプスです。いつの日か…!