●Let’s enjoy !

8月に入りました。夏休みはいいですね。会うたびに肌の色が濃くなっていく子ども達。ひときわ強い生の輝きのようなものが感じられ、まぶしいほどです。子ども達にとって、この夏休みが最高に楽しいものになるといいなと思います。大人になっても心の片隅にずっと残り続けるような、“忘れられない
夏の思い出”が、少しでも沢山できるといいなと。

このHPでもいろんなところで書いていますが、私が子ども達に最も伝えていきたいことは、“人生を
楽しむこと”です。“考えること”が本当はすごく楽しいことだと知ってほしいし、単に学歴や就職のためにではなく、人生を楽しむために“考える力”を磨いてほしいと思っています。「楽しむことばかり優先してたらダメな大人になるのでは…」と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、私はそうは思いません。楽しむことを追求していたらいつかはきっと、“人の役に立つこと”の楽しさに目覚めると思いますし、そのような楽しさを味わいながら、仕事や家事に取り組める大人になってほしいと思います。

子どもは皆、“楽しむこと”に関して天才です。「なんでそんなことで…」と思えるようなことで、おもいっきり楽しみます。(ですよね?) その才能をつぶさないでほしいと切に願います。親の不安や恐れから(あるいは願望や期待から)、何かを“やらせる”ことはやめてほしいと思います。何かをやらされることに慣れてしまったとき、その子が本来持っていたはずの“楽しむ力”は失われてしまいます。たいして意義がないように見える何ということのない遊びの時間、そのときにこそ子ども達の“考える力”や“楽しむ力”が磨かれているのです。

そして、これを読んでいる大人の方々には、子ども達に負けないくらい、自分自身の人生を全力で楽しんでほしいと思います。「大人って楽しそうだな」から未来への希望が生まれ、「早く大人になりたいな」から成長への意欲が生まれる。それが教育のスタートラインではないでしょうか。どんな厳しい状況でも、楽しもうとする心の持ちようできっと楽しめるはず。そう言い切るには経験不足かもしれませんが、できればそうありたいな、といつも思っています。大変な時はきっとあるだろうから、楽しめる時には全力で楽しみたいな、とも。

明日から二週間ほどお休みをいただいて、家族でタイの島に遊びに行ってきます。
「え?ちょっと前も海外いってなかった?遊びすぎじゃない!?」と思われる方、これには上記のような立派な(?)理由があるのです(笑)。長い言い訳ですね(笑)。いやでも本当にそう思うんですよね~・・・
・・・帰ってきたらまた頑張ります!皆さんも夏を楽しんでください!

●帰国しました

南の島を満喫してきました。 koikuでは明日から夏期講習の後半がスタートします。
また教室でみんなに会えるのが楽しみです。肌の黒さなら負けんぞ~♪ 楽しもう!

●タイ旅行記(前編)

バンコクの楽しみと言えば、なんといっても“食”。
【写真左】 屋台はいつでもどこにでも。散歩しながら覗いていき、美味しそうな屋台があったら指さしで注文。お粥の屋台・麺類の屋台・鳥飯の屋台などなど、一つの屋台が一種類の料理を出している
ことが多く、わかりやすいのが嬉しいです。1皿60~100円位。安いです。笑顔で礼儀正しく接すれば、ぼられたりすることはまずありません。何を食べても美味しいです。間違いなしです。
【写真中】 街にいるときは毎日がフルーツパーティ。ラムヤイ・ランブータン・ライチ…。日本ではなかなか食べられない果物が沢山あります。マンゴー・パパイヤ・マンゴスチン…。美味しかったな~。
【写真右】 午後のティータイムあるいはコーヒーブレイク。これも屋台で購入。ちょっとお行儀が悪いですね…。大人はカプチーノフラッペで子供はバナナシェイク、各一杯ずつ、仲良く飲むように!

バンコクでは、これといった観光地にはあまり行かず、気の向くまま面白そうな路地を散歩して楽しみました。タイの人は観光客に慣れているので、以前二人で旅していたときは話しかけられることは稀でしたが、今回、妻はかなりの頻度で話しかけられてました。「ワンツー…スリー!これみんなあなたの子ども!?」 「そうだよ」 「わお!本当?すごいね!」 「ありがと」みたいな会話が何度も繰り返されてました(笑)。何がそんなに珍しかったのかな?

南の島まではジョイントチケット(夜行バス+フェリー)で。片道なんと18時間(笑)の長旅でしたが、タフな子ども達のおかげで楽しく乗り切ることができました。去年の夏のマレーシア旅行はなんだかんだと色々ありましたが、今回は全くトラブルがなくて逆に心配になるほどでした(笑)。後編では島での様子を綴りたいと思います。タイの島ってなんか楽しそうなイメージがありますが、実際は・・・楽園です!

●タイ旅行記(後編)

明日で夏期講習が終了します。今回も楽しませてもらいました。 昨年も感じましたが、夏期講習は
普段よりも 「おっ、この子ちょっと一皮むけたな~!」 と感じる瞬間が多い気がします。普段にはない夏の日々の刺激が、子ども達を成長させるんでしょうね。

気分はすでに新学期モードなのですが、夏の家族旅行について記録しておきます。
旅行先に選んだのはタイの東海岸の島、“パンガン島”。ビーチで馬鹿騒ぎしたい若いバックパッカーが集う島なのですが、実は騒がしいのはメインビーチだけ。我々が旅した北西部の方は、①海は綺麗だし、②落ち着いた雰囲気で、③物価も安く、④人も多すぎず、とにかくすごく過ごしやすかったです。ビーチが遠浅で小さい子も安心ということもあって、家族連れも沢山いました。ただし日本人は皆無。情報が少ないからでしょう。穴場です。我々はバンコクから18時間(笑)かけましたが、空港のあるサムイ島から船で30分程度の距離です。以前サムイ島も旅したことがありますが、上記①~④、全てパンガン島が上だと感じました。バンガローやレストランが多く賑やかなヤオビーチ(写真左)、人が少なくて魚が波打ち際までやってくるメーハードビーチ(右)、どちらも違った味わいがあって良かったです。

新しいビーチに着いたらまずは宿探し。いくつか見て回って気にいったところに決めます。ダブルベット・ファン・トイレ&シャワー、以上、という感じの素朴なバンガローは1泊1500円くらい。もちろん人数は関係なし。1人でも5人でも同じ料金です(実証済み 笑。ダブルベットに5人!)。5000円も出せば、エアコンやテレビがついた立派な部屋に泊まれます。(常時1500円クラスの我々の基準での“立派”ですが…) 宿はいくつもあるので、予約なしでも全然大丈夫。外国は日本以上に宿の当たり外れが激しいので、実際に自分の目で見て決めるのが一番です。また、状況次第では予約より安く泊まれます。今回も一度、「三泊するからまけて」で安くなりました。タイは値段の交渉が楽なのもいいところ。大幅にぼってくる人はほとんどいないし、まかるときはあっさりまかる。なのでちょっと言ってみてダメだったらこっちも「これが適正価格なんだな」とすぐに思えるので疲れません。(疲れる国もあるんですよ~。近場でいうとベトナムとか)
荷物を置いたら食事。まず宿のレストランから始めて、朝・昼・夕、目ぼしいところを攻めていきます。
5・6軒まわる頃には大体評価が定まり、「朝はここのサンドイッチ」とか「昼はここのタイカレー」とか「シェイクはここが一番」とか決まっていきます。食事どきに「どこいく?やっぱりいつものあそこ?でもあそこのあれも食べたいな~」と相談したり、何度も足を運ぶうちに店員さんと親しくなっていったり、
お気に入りメニューができていったり、そういうのがまた楽しいわけです。夕食は砂浜のレストランで。いい感じの音楽、大人なムード。(それを台無しにするテーブルに乗る1歳児↓) キャンドル・波の音・潮風・ビール。波打ち際を歩いて帰りながら、みんなで見上げる夜空。そこに輝く無数の星。
もちろん海は最高でした。1歳児も予想以上に大喜びで↑はしゃいでました。長男と私はカニとりに
燃えました。午前中が狙い目とわかってからは、早朝に「起きて、カニとり行くよ!」で起こされる日々。砂浜のチビには目もくれず、岩場の大物を狙います。動きの早い海のカニを必死で追いかけるので、毎回必ず傷を作って帰りました。いや~、それにしてもうちの子達の遊びにかける情熱の凄いこと!
頼もしい限りです。記憶には残らないかもしれないけど、この旅が心の財産になったことは間違いないと思います。これも教室生・添削生の保護者の皆様のおかげです。どうもありがとうございました!