●最強の知育玩具シリーズ⑨

さて前回の続き。“ビー玉転がし”についてです。
きっかけは“積み木”でした。4年前、長男のためのおもちゃを考えていた時、「賢い子を育てる知育玩具…う~んやっぱり…積み木?」と思って色々と調べたことがありました。でも、ど~うもピンとこない。実際、積み木って面白いんですかね? 自分が積み木に夢中になった経験がないので(ブロック派でした)、どうしても飽きずに長く遊べる気がしないんです。それから値段。積み木の紹介文:「飽きずに長く遊ぶために大切なのは、良質の積み木をたっぷり用意してあげること」 私:「ふむふむなるほどそうかも」 紹介文:「大切なお子様の最初のおもちゃ。質にも量にもこだわりましょう」 私:「わかりましたそうします」 紹介文:「これがオススメの積み木です」 私:「わぁ~これか~☆ …え!たかっ!積み木ってこんな高いの!?知らんかった。…却下!」という経過を辿ったのでした。息子よ…すまん…。
(もちろん積み木の正当な価値を知る方にとっては、高価すぎるということはないはずです。全ては私の、“積み木”=“木を切ったの”程度の浅すぎる先入観が原因です。笑)

ということで「ただ木を切ったのじゃなくて一工夫あるのがいいな~」と探していて出会ったのが“ビー玉転がし”でした。(概要はこちら) 「これ面白そう!」すぐさま色々調べて、最初にビビッ!と来たのが
“キュボロ”。(こちら) このルックス!立方体のパーツのみで構成された機能美に痺れます。知育玩具としても相当に空間認識能力が鍛えられそうですね。ただ、ビー玉がパーツ内部を通るため、小さい子にはちょっと難しそう。価格も含め“大人のおもちゃ”という感じですね。「これは先の楽しみにとっておこう」と決め、もう少し初心者に易しいものから選ぶことにしました。「いつかは必ずキュボロ」という方にオススメなのが、弟分の“クゴリーノ”(こちら)。値段の割にパーツが少ない気もしますが、キュボロと組み合わせて遊べるのは魅力です。
レビューを読んだり、動画を見たり、実際に試したり(更にはエクセルにパーツの種類と数を打ち込んで比較したり!) して、最終的に私が選んだのが、こちらの“コロロ”です。

見た目は地味です。オプションも少ないので、多様なギミックを期待している方には不向きかも。でも私のようにシンプルイズベスト、単純な方が創意工夫ができる、と捉える方には向いています。簡素なぶん、コストパフォーマンスも高いです。
特に好ましいのが“低さ”と“音”。単純な話、ビー玉は高い所から低い所に転がりますから、長く転がそうとすると必然的に“高さ”が必要になります。言い方を変えると“高くせざるを得ない”ところがあるのです。高さがあると見た目は派手になりますが、実はいくつかの問題も生じます。支えるための積み木が沢山必要になったり、ビー玉の動きが見にくかったり、各パーツへの衝撃の大きさゆえパーツがずれやすくなったり、それが原因でコースが崩れやすくなったり…。
また、(これは好みによりますが)ビー玉のスピードが上がり慌ただしい感じになるのも気になります。音でいうと「シューッゴロゴロ、カッツンピューッ!」とう感じです。“コロロ”は全体的に“高くならない”、つまり“低いまま転がる”工夫がなされています。ですから音も、「ト…コロコロ…カツン…コロ…コツ。」と言う感じで、ビー玉とナチュラルウッドが奏でるハーモニー(?)を存分に味わえます。音を聞いているだけでなごめるのです。(この辺は完全に主観ですが。笑)

ちなみにコロロは、日本の玩具屋さん“つみきや”のオリジナルです。つみきやは、実は我が家から徒歩10分、馴染みの玩具屋さんだったりします。ただ、近所のよしみでオススメしている訳ではなく、実際に遊んでみて、ユーザーの立場に立った丁寧なモノ作りが為されていると感じます。右上の写真のように、他のモノと組み合わせたコース作りもできるので、遊び方は無限大。大人も楽しめます♪
最後に、一言断っておかないといけないことが。残念ながらビー玉転がしは、赤ん坊がいる家には向いてません。ビー玉を飲み込む危険がありますし、やっとの思いで作ったコースも確実に壊されます。
ということで我が家は、その残念な例。私も長男も(今では長女も)常に遊ぶ気満々なのですが、実際にはほとんど遊べてないのが現実なのでした(泣)

●視線の先には何が…

せっかくの連休でしたが天気はイマイチ。「海?山?川?」とはりきってたので残念です。
写真は我が家の5才と2才と1才。完全に魂を抜かれていますね~。さていったい何が?

左の写真の正解は、我が家での“映画上映会”。録画していた“となりのトトロ”の鑑賞中です。
天気が悪い休日限定、月イチくらいで実施する予定(今回で二回目)。普段テレビを見ていないので、すごい集中力を発揮しています。さすがに1才は20分くらいで集中が切れましたが、5才と2才は二回とも最後まで食い入る様に画面を見つめ続けてました。もちろん終了後はずっと「トットロトット~ロ♪」

右の写真の正解は、かの有名な“博多祇園山笠”。最終日の“追い山”登場の瞬間です。
早朝4:59スタートなので起床は午前3:00、「子ども達にはちょっとキツイかな」と思っていたのですが、よほど楽しみにしていたようで、すっと目を覚ましてずっと目を輝かせてました。まだ薄暗いうちに始まるので、なんとも非日常的で普通のお祭りとは違うワクワク感があるんですよね~。オススメです!

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