●GWキャンプ旅行

ちょっと前の話ですが、GW、家族で北九州から久住までのキャンプ旅行に行ってきました。
旅好きな我々夫婦ですが、キャンプ経験はほとんどありません。キャンプ道具もないし、それを載せる
車もないので、現実的に考えてはいなかったのですが、双方の実家の両親がそれぞれ、道具と車を
貸してくれると言うので、お言葉に甘えて、“初ファミリーキャンプ”に挑戦することになりました。
6泊7日全てテント泊、超初心者とは思えない強気な計画ですが、いつもの「ま、なんとかなるさ~」で行ってきました。いや~、キャンプ、楽しいですね♪ 長男につきあって、虫取り・カエル取り・カニ取りに明け暮れましたが、朝から晩まで自然の中って贅沢だなあと思いました。

前半は雨がけっこう降ったので、実際のテント泊は3泊(残りはバンガロー)でしたが、経験値もグッとアップし、“超初心者キャンパー”から“初心者キャンパー”へ格上げ(自己申告)となりました。
今回、経験を積んだことで、“キャンプの奥義”と言うべきものを掴んだ気がします。「そうか!これが快適なキャンピングライフを満喫するために、最も大事なことなのか!」と気づいたときは嬉しかった
です。ベテランキャンパーの方なら皆、何らかの形で意識していることとは思いますが、今回は超初心者の皆様のために、初心者キャンパーの私から、特別にお教えしたいと思います。ではいきます!
☆キャンプの奥義 → テントの下に引くシートは、テントからはみ出ないように折り畳むこと。以上。

<現場写真>

事件は初日の夜に起きました…。
子どもたちはその日、自然の中で走り回り、温泉で汗を流し、焼肉でお腹一杯になって、初めてのテントの夜を迎えました。初めてなのに、三人とも何ということもなくコロッと寝てくれて、「キャンプ初日は上出来だったな…。雨がぽつぽつ降り始めているみたいだけど、立派なテントだし、心配は何もないな。
よ~し朝までぐっすり眠ろう。。。zzz」  ・・・ところが真夜中。
妻が背中を叩いてきて、「起きて!濡れてる。浸水してる!」

外に出て調べたところ、どうやらテント下のグランドシートとテントの隙間に雨水が流れ込んできて、それがテント内部に浸み込んできているようでした。溜まった水を出すために、タオルで拭いて外で絞って…を二人で繰り返すこと一時間、ようやく寝れる状態に戻すことができたのでした…。それにしても、いくらテントの中とはいえ土の上、服の端が水でぬれ、何度も抱えられ動かされても、ものともせずに熟睡し続けるうちの子たちって…。何はともあれ、たくましく育ってくれているようです!

●Road to Camp

私が“海外放浪旅”にハマったのは大学生の頃。なけなしのバイト代でなるべく長く滞在するために、物価の安い国ばかり行ってました。日本国内にも行きたいところは沢山ありましたが、一泊数百円の世界に慣れ親しむと、国内の宿泊費がすっごく高く感じます。でも行きたいし…ということで、結果、
“寝袋で野宿” というのが定番スタイルに。ヒッチハイクなんていうのもしてました。
ただ、やってみるとよくわかりますが、ヒッチハイクや野宿というのは、心身ともにかなり疲弊します。
危険もありますし、女性にオススメできるものではありません。ということで、彼女(今の妻)と国内を旅する時は、“レンタカー&車中泊” が定番スタイルに。適当なところに駐車して寝袋で寝るのですが、
外に比べると車内の安心感は相当なもの、私としてはこれだけでもかなりの“グレードアップ”でした。
北海道・東北・北陸・関西…色々なところに行きました。結婚してすぐの旅行で、一週間ほど四国に
行ったのですが、一泊だけ旅館で、あとは全て車中泊でした。我々としては普通のことでしたが、よく考えると、“新婚旅行”が“車中泊”というのは少し変わってますね(笑)。

いわゆる“キャンプ”はほとんどやったことがありませんでした。色々と必要そうなものが多いし、そもそもキャンプ場にお金を払うのが理解できないのです。しかし子連れで“野宿”や“車中泊”はさすがに無理。(と書いていて、昨年夏のマレーシアでは“空港泊”と“夜行バス”を既に体験させていることに気づきました…汗) 子どもができてやっと、キャンプの意義がわかりました。守られた場所で、柔らかい芝の上、テントの中で寝るのは、(固い地面の上、寝袋だけで寝るより) 確かに安心で快適でした。
そんな感じだからでしょう、先日のGWキャンプ旅行、他のキャンプサイトを観察すると、うちだけ何か違う…。車は軽だし、BBQグリルもテーブル&チェアーもないし、タープすら張ってない…。(あるものは実は全て借り物。) 原始的というか、良い言い方をすると、一番“自然に近い”スタイルでした(笑)。
でもでも、家族で協力し合って、不便を工夫で乗り切るのがファミリーキャンプの醍醐味なのです!
負け惜しみ?違います!図書館で借りた「キャンプ入門」にそう書いてました(笑)。今後もオリジナルスタイルで突き進みたいと思います♪

●こどもの森

今日は、長男の通う幼稚園の「父の日礼拝」に参加してきました。
ついこの間、入園式に参加した…はずが、いつのま~にか年長さんに。時の流れの速さに驚きます。
今の幼稚園を選んだ理由はいくつかあるのですが、一番は“園庭”。左の写真は正面玄関で、裏手に “こどもの森” という園庭が広がっています。遊具は多くないのですが、立派な木がいっぱいで、
しっかり土があります。(最近は公園も整備された砂のグランドばかりで、土がないんですよね。)
初めて見たとき、完全に童心に返って、「うわ~ここ遊べそう…基地つくれそう…」で、決めました(笑)。
いわゆる“お勉強”はゼロの幼稚園ですが、長男は“こどもの森”で様々なことを学んでいるようです。今日は私も色々教わりました。「このへんを掘ると幼虫がけっこうおる。」「これがムクロジの実。中に黒い種がある。」「ここの土を使うといい泥団子ができる。」「このへんにはトカゲとかカエルが多い。」
…等々。(真ん中の写真は「マジで?じゃあカエルさがそう!」となった結果です。笑)

私にとって最大の関心事である、“賢い子の育て方”。ここ数年、我が子を含めた沢山の子ども達の
様子を観察し、保護者の方々の話を聞くなかで、ますます確信が強まっていること、それは“良質で
自主的な遊びこそが子どもの思考力を育てる”ということです。一昔前なら、“ほっとくと友達と外で
遊んで泥だらけになって帰ってくる子ども”の存在は当たり前だったかもしれませんが、今はそうではありません。(「え?そう?」と思ったお母さん、あなたのお子さんは今や貴重な絶滅危惧種かも。笑) 
長男も今はよく遊べてますが、来年は小学生、色々と考えどころです。皆さんにも、子どもが夢中に
なって遊べる時間と場所をいかに確保してあげるか、ぜひ知恵を絞っていただきたいと思っています。

●最強の知育玩具シリーズ⑧

面談期間ということもあり、前回記事で書いた“子どもの遊び”について、思いを巡らす今日この頃。「子どもの学びをサポートするためには、子どもの遊びをサポートするのも大切かも」と思ってます。
ということで、今日は “おもちゃの選び方” について。

私は職業柄(?)、トイザらスみたいな玩具店に足を運ぶことがけっこうあるのですが、最近のおもちゃって、「子どもを楽しませてやろう!」というより「沢山お金を使わせよう!」という狙いが感じられるものが多すぎて、悲しくなります。テレビでやっているキャラクターものの販売戦略、消費欲を巧みに煽るそのやり口は、あまりにもあざとすぎる気がします。使い捨てを促進するおもちゃ。以前の記事でも書きましたが、次から次に買い与えるのは問題ありだと思います。購入する際の基準として、「孫の代まで遊べるか」というのを意識すると、良いおもちゃ選びができるのではないでしょうか。

その点、いわゆる知育玩具は、子どもに与える影響も考慮されており、素材も上質で、長く遊べるものが多いように感じます。“楽しいだけでなく教育的効果もある”というのが知育玩具の魅力です。ただ、保護者目線から見ると魅力的でも、子ども目線で見ると、遊びたくなるような魅力に欠けるものが目立つのも事実。私は自分の“子ども目線”に自信を持っていますが、正直、知育玩具って「楽しませてやろう!」というより「お勉強させよう!」という狙いが感じられるものが多すぎて、ちょっとうんざりします。いくら教育的効果があっても、楽しくないと遊ぶ気にはなれません。購入する際の基準として、「自分(親)が遊びたいか」というのを意識するとよいと思います。親が率先して遊んで、思いきり楽しんでいる姿を見せる、というのが、遊び上手な子に育てる秘訣だと思います。

長男が1才になった頃かな、そろそろ何かおもちゃを買ってあげたいね、と夫婦で話した時の気持ちを覚えています。「おもちゃ選びなら自信あり! 長男はもちろん孫も、ついでに自分も遊べる最高峰の
おもちゃを、これから少しずつ集めていくぞ~!」と盛り上がったのでした。しかし、幸か不幸か我が子は皆、おもちゃというものをあまり必要としないひとたちみたいで…(最近はひたすら外遊び)。あれから4年たった今でも、購入したおもちゃは片手で足りるほどだったのでした…がっくり。(するということは
どうも“自分も遊べる”が大事だったみたい。笑) 

その、数少ないおもちゃのなかで、自信を持ってオススメしたいのがこれ! “ビー玉転がし”⇒
これは楽しい! 幼児から小学生まで、年齢に応じて長期間、飽きずに遊べるおもちゃです。
シリーズ①で定義した“賢くなる玩具”の条件、「自分で考え、自分で動き、自分で確認することができるもの、またそうしたいという欲望を喚起するもの」、う~ん、これですね。間違いない。
次回シリーズ⑨は“ビー玉転がしの選び方”を
お届けします。これは必見!お楽しみに♪